内心期待していただけに困った…。
墜落の場面で萎えた。忍術とハイテクが排他的でないというのはおかしくないんだけど、それに対する練りこみが足りないような気がした。別に現行旅客機に幼い頃の主人公が乗っていて、それを助けるってのでもいいのでは?。とはいってもあの里の忍者が試験管ベビーとか言っていたから、それに関する伏線なんだとは思いますが…。万里小路センセーが外に出られなかったのにも意味がありそうなんだけど、どうもなぁ。
調子外れながらも主人公をかわいらしく描けてはいると思います。が声あてがちょっと気になった。自分もいつもなら主人公の初々しさを場慣れしていない声優に演じさせて効果的に演出するとでも言っているのですが、台詞が聞き取りにくかったのでちょっと擁護するのに気が引ける。やっぱり陰マモは偉大だったというべきか、あの後ではちょっと苦しいのは否めないと思いますねぇ。
物語全体から受ける印象だと、とにかくキャラクターが各々思い込みで勝手な動きをしてどうでもいいことに血道をあげているという感じが漂います。作画は良好。音楽も奢っていると感じました。声優は脇をかためているように思いますが、初回の今回だと主人公とのギャップが悪影響を及ぼしているような。物語的には先が読めないっていうか、主人公の成長のほかにどんなイベントを用意するのかちょっと読めないので数話観察しないとわからない。対象はやっぱりアニオタ?。ちょっとこの内容では学校や会社で盛りあがるもんでもないでしょう。アニメオリジナル(なんですよね?)は期待したいんだけどやっぱりラノベのほうが原作者が練りこんでいるだけ分があるってことでしょうか。