異世界食堂 第3話

 逆チートかよ。
 うーん、特に目新しいものはないし、前にも言ったとおりファンタジー世界を媒介にする必要性も依然感じないんだけど、組み立てはオーソドックスで何が悪いというものでもないな。エピソードはとってつけたようなもので、それ自体にはそんなに魅力はないけど、料理のチョイスが洋食屋ならどこにでもあるありふれたものであり、その誰でも知っている料理をそれを知らないキャラがこの世のものとも思われぬものとして嬉々として喰う様子がこの作品ならではといったところか。まぁいうなれば、これも再発見モノとでも言ったらよいか。
 しかし、そういう構造がずっと続くのだとしたらもう感想を書くこともないかなと思わなくもない。