セーヴポイント更新?。
今回は死に戻りはなかった模様。とはいえ、前回のヒキでは｢こりゃ死んだゞろう、確実に｣という感じだったから、もし今回のでセーヴポイント更新なら結局死ぬ覚悟で行動しギリギリ生き残ることが条件ってのは、どうせ死に戻りをするんだからと何回でも死に戻りを、ようするにリセマラをするのとゞれだけの違いがあるんだろ?という気がしないでもない。が、今回はどちらかというと、レムラムはスバルが本当に死に至るだけの献身振りを目にしないと反対勢力からの間諜という疑惑を振り払うことができないわけだから、これは物語的には正しい処理だと思う。
死に戻りを他者に告げようとすると魔女の呪いが迫るというところを利用するというのは、これはスバルが自分のいる世界がメタ構造であるということを把握したということになる。正確には利用する前、他者に告げようとして初めて苦しい思いをしたあの瞬間にさとったということにはなるが。これは今回の話で危機を乗り越えるために主人公が工夫をした(努力をした)という点においては肯定的に捉えられる可能性が大きいが、自分的にはむしろ彼がいる世界はゲーム的であって、リセマラ(死に戻り)をしても致命的な事態にはならないということを確信させる*1という意味であまり感心しないとは思った。相変わらず理念上ではおかしな話運びではあるんだが、力技でそこをねじ伏せてきた感じ。おかしなことを物語の構成要素のバランスをとることで良くなるはずもないのだが、今までよりは若干好意的に評価してる。
*1:前に彼自身が｢次死んだらそれっきりかもしれない｣といっていたが、それはないと判断してしまう。
