ブラック企業臭が沸々と。
野上先生とか言ってるから、しげたみかのかと思っていたら本当にドンピシャでビックリ。いくらウソ漫画とはいえ、現役漫画家を引っ張り出してくるあたり、これは本気といって良いのか、それとも遊び心満点というべきか。
主人公の宮森がまだ就職一年目なのに製作の現場トップとか、ちょっとねぇ。OP映像見てると新入社員も結構多いようで、そういうのを本人すら業務をわかってないのに新人へのOJTも込みで働くとかちょっとありえねぇと思ってしまう。
あと、監督本人がスケジュールを混乱させる張本人なのによく再度起用するなぁ、会社の社運を賭けるというのにチャレンジャーだよなと思わなくもない。問題のある人間を重鎮に採用して現場が混乱するのは自分もよく見てきたことなんで惨状が目に見えるかのようなんだけど、自分の場合は業績が悪化しても問題とされない風土だったから、組織が徐々に沈んでいくだけで末端が詰め腹切らされて左遷になるぐらいで、突然ひっくり返ることはないってのがまぁアレではあるんだけど、アニメ制作会社だと2〜3作ポシャるとマヂで倒産するんだろうに。いやまぁ自分のところだと、他に優秀なのが何人もいるのに何であいつがみたいな感じだったけど、ムサニの場合人材不足だから背に腹は代えられないってところはよくよくわかるけどねぇ。
