ガッチャマンクラウズ 第5話

 やっぱヒーロー願望なのかね。ガッチャマン世界の住人だからさもありなんと考えるべきか。
 ギャラックスの内紛と落盤事故での初動段階。爾埜美家に文句を言ってた梅田とか、臭い的にはアイヒマンアウシュビッツ所長だったほうのルドルフ・ヘスを思い起こさせる。彼らは自分の出世、この話だと認知欲求を満たすために組織の役に立つことを率先してやってたわけだが、外から見ると動機が不純で許されない行為をやってるにも拘らず、家庭ではよき夫、よき父であったみたいなところが酷似というか。ギャラックスが一般人がネットで等価につながりあうシステムと見せかけながら、その実中央集権的なところを見せており、逆にバスの中では本来縦のつながりしかない行政組織を、はじめが横のつながりを与えるという逆の構造を示しているのが面白いというか。