ガッチャマンクラウズ 第4話

 はやくもギャラックスが破綻することが明らかになるという。
 ギャラックス設立時には宇宙人の力を借りていたというお話。新しい時代の話かと思ってたんだけど、結局のところお互いをいがみ合わせて滅亡させるってのは、欧米列強が帝国主義の時代に他国を植民地にする過程で多用してた手法で、要するに宇宙人ってのは欧米資本主義のことなんでしょといった感じなのかな。市井に広がるギャラックス待望論も、おそらく個人がつながりあうことによる横のリーダーシップの発揮なんかじゃなくて、公的組織の信用を失墜させるという民間と公務員の離間策、つまりお互いをいがみ合わせるための前段階っていったところか。
 なんか第4話にしてこゝまで切れ込むかという驚きもあるし、この段階での各キャラの思惑なりがちりばめられていて物語としてぎゅんぎゅん動いている感じで面白い。