神さまのいない日曜日 第9話

 スカーが生まれた場所で見つかるというお話。
 よくわからん話だったな。結局世界を守るとかアリスが言ってたが、その守るべき“世界”とは漠然とした広いものではなく、自分に関係のある人たちに限定するべきなのでは?というものなのか?。人間認識できる世界なんて所詮自分の意識の及ぶ範囲だけであり、それ以外のものに注力したところで意味はないってことなのか。アイが誕生日というのをネタにそもそも自分自身に目を向けさせたり、ユリーのように家族に範囲を限定したり、でもアリスはそういうのを最初言わずに、後半3年4組が閉じ込められているとか言い出すんだよね。まぁ中高生向きといえばそうなんだけど、やはりこのぐらいの年頃の世界って結局のところ学校という概念を突き抜けられないんだろうか。
 というわけで、スカーが逃げ出した理由も不安定である(といってもどう考えてもスカーはユリーに前から惚れていたという風にしか見えないんだが、ようするに振り向いてもらえないってことからの不安定とかそんなのか?)で済まされていたし、解決もなんだかなぁで、なんか今一胸にストンと落ちるものが無かった。まぁゴーラ学園編から次回までのつなぎとして見るべきで、そんなに大した意味は持たされていないのかも。