たまゆら〜もあぐれっしぶ〜 第1話

 麻音が普通に喋っているシーンが多かった。
 ぽってが写真部を作ることを決意するの巻。今までのおさらいを過去の動画をあまり使わずに見方を変えて進めていた。周囲がぽってを応援する様子は現実にはありえねぇと思うんだが、そこはデフォルメなんだろう。キャラの真意が伝わるように作ってあって、涙腺を刺激されまくり。
 うーん、なんだろうな。私達展といゝ、基本この作品って“オモテに表す”ことが重要視されていて、そこらへん奥ゆかしさとは対極にあるといってもいゝと思うんだけど、そのわざとらしさがそれほどわざとらしさに感じないように作ってあるように思う。考えているだけ、思っているだけではダメで、相手に伝わるようにってところかねぇ。まぁ映像作品ってのはかくあるべしってとこなんだけど、そのギリギリのところを味わいたいところ。基本描かないけど視聴者に類推させるという方向と、わかりやすく描くんだけど視聴者に違和感を与えないという方向でいえば、本作は後者なんだろうと思う。まぁ最近は海外で売れることを意識して異文化にも伝わるように作んなきゃならないって意識はあるだろうね。まぁ自分的には先ほどのギリギリのところで中庸を保っている作品だと思うので、このシリーズも耽溺してみたい。
 さて、長らく視聴したかった作品だが、時間的余裕もできたし奮起してみた。いや奮起ってほどでもないんだけど。ちょっとこういう作品をしばらく取り上げてみたい。