緋色の欠片 第6話

 守護五家って、口だけなのか。
 弱い。弱すぎる。彼らが少年で成長余地があるという姿であり、アリア側の部下は完成されちゃっていておそらくこれからの伸びしろが無いというのはあるんだけど、普通ならもう玉依側は皆殺しに遭ってるよね。次号予告でサブタイを見ちゃうとなんか展開としてわかりはするんだが、そんなことやってる場合かと思ってしまう。
 っつーか、守護五家ってどうやって強くなるんだ?。珠紀が覚醒したら彼らも自然にレヴェルアップするって設定になっていそうなんだけど、それってパワーアップのことであって、スキルアップのことではないよね?。というか、アリア側も基本守護五家とスキルの上でそんなに差があるとも思えない描写。おそらく耐久力だとか直接打撃力が上回ってるって描写にしか見えないんだけどね。
 珠紀がみんなが無事に帰ることゝか言ってゝ、そのときは割と自分もほんわかしてたんだけど、よくよく考えてみれば目的集団として覚悟が足りてないワナ。まぁそこんとこから考えていくと、これからの展開は「本当の強さ」とはをテーマに視聴者に問いかけていくって感じかね。まぁ組織内不和を描いて楽しいだけでなく苦しさも共有したからって段階を踏んで安直に強くなるって展開かもしれないんだけど、わからんワナ。自分的には割と脚本は考えられているように思うんで、安直方面には振れないと思ってるんだが、ターゲット層に媚びて安直な展開になるって可能性も否定できなかったりする。
 ちょっと退屈してきたかなと思わなくも無いんだけど、タイムスケジュール的には常道だし、間を重視している作品だから、視聴者にちょっとした違和感を与えて考える機会を作ってるんだろうなと思ってみる。