きわめて忍極 (電撃文庫)、読了

 読み終わったのは昨晩。阿智太郎分を補給せんがため。魔界ヨメの最終巻をとっておいているので間持たせぐらいに思っていた。
 阿智太郎もよっぽど忍者が好きなんだなと思うのだが、設定がちょっと陰マモと違うぐらいで、いやほとんどノリが陰マモとよく似てる。陰マモは主人公が忍者だったが、この作品は忍者ではないのだが、秘伝の巻物を読んで究極の技を深層意識で会得するというもの。女を思いやり、女もそういう男に惹かれるというのはまったくもって阿智太郎節。おそらく陰マモ再開までのつなぎなんだろうなと思いながらも、あとがきに続編を匂わす記述があって続刊を待っていたのだが、なかなか出なかった。が、どうも近々刊行されるらしい。きわめて忍極(2) (電撃文庫)