何気に波乱の人生。
千太郎が黙って父から逃避し、後日譚にでも移行するのかと思ったが、なんだそりゃといった展開。薫が引きとめたおかげで父とのわだかまりも解消って美しすぎる。こういう嬉しい誤算は大歓迎。
が、妹の事故後の行動が不可解だな。妹が意識を取り戻した直前に消えたのか直後なのかで判断は違ってくるんだが、基本あそこで千太郎が消えたところで誰がハッピーになるわけでもなく、別に千太郎が罪を犯しているわけでもなく、動機がわかんないな。
しかし千太郎が薫に天使と呼びかけたのにはいろいろ考えさせられるものがあった。父との和解のきっかけとなったり、学校生活を潤いあるものにしたのは薫だと考えているんだろう。が、薫にしたって千太郎には母との再会だの、同じく学校生活が潤いのあるものになったのも千太郎のおかげであって、そこらへん千太郎がヘンに薫を神聖視することもない。
まぁどっちにしてもその答えは次回には得られるはずなんで、じっと我慢の子でいるのが吉と言うことか。
