PCの入れ替え騒動

 2000マシンを修理せんとP5KPL-CMの修理に手を出した。年末の28日〜29日にかけてのことだったが、フォトライフUP制限があって記事は自制していたのだ。

 送られてきた固体電解コンデンサ。香港から発送かと思っていたらシンガポールからだった。

 820μF6.3Vのはほゞ大きさが同じ。

 1500μF6.3Vのは太さが大きく背が低い。これのとりつけはちょっと難儀した。

 100μF10Vのは太さが大きい。

 10μF25Vのは太さが大きい。リード線の間隔はもとの電解コンと一緒なんだけど、4×2と高密度で基盤に配置されているのでこればかりは交換できなかった。

 部品を取り外してから固体電解コンをはんだ付けしたところ。

 一個取替えができたところ。

 数個取替えをして、もともと取り付けてあった電解コンを取り外す際、はんだがなかなか融けないので難儀した。HCに出かけてヤニと半田のコテ先の掃除機を買ってきた。はんだごても先の細いのに取り替えたが、結局ホーザンの半田ごてがワット数が小さいのに取り扱いがしやすかった。

 17個の820μ、3個の1500μ、5個の100μを全部取り替えたところ。もともとCPU周りには固体電解コンが使われていたのだが、結局8個の10μ25V以外は全部固体電解コンになったことになる。




 が、くみ上げて電源を入れてもBIOS POST画面にならない。どうも失敗した模様。電解コンを取り外す際、数分コテを当てゝいたりしたので、基盤がやられたのかもしれない。結局時間とカネの無駄だった。コンデンサ代に4000円弱、半田ごてやはんだ付け関連で5000円以上は使っているからかれこれ一万は使っている計算になる。

 あらかじめ買っておいたASRockのG31M-GS R2.0。4000円ほどだったので3セット買っておいた。もしはんだ付けをしなければ5個買えたことになる。が、コンデンサの交換が成功していたら、おそらくマザーは半永久的に使えていたゞろうと思うので結果論かも。

 安物だけに電解コンが使われている。やっぱそれが妊娠したらマザー交換ってことになるのかねぇ。
 で、マザーを変えて組み上げるとあっさり起動。本当はマザー交換だとクリーンインストールが基本なのだが、付属のCD-ROMを食わせてドライヴァーを噛ませると解像度も最適化されて問題なく使えるようになっている。が、今のところまだ使う段階ではない。光学ドライヴを今までのXPマシンから流用するつもりだったのだ。あとHDDをどうするか。ちなみに今日XPマシンを分解したが光学ドライヴはIDEコネクタだった。まぁこのマザーだと使えるけど。

 で、2000マシンはともかくとして、OSが届いたので今日はWin7マシンを稼動させることにする。先月注文していたバルクPC用Win7が昨日届いたのだ。注文書を印刷してレターパックプラスに放り込むだけなんだけど3週間かゝっている。そう急ぐわけでもなかったし、安かったのでこんなものか。 

 ノートPCに使っていたOCZのペトロールを流用したのだが、最初はマザーが認識してくれず、次リムーバブルから外してインストールしてみたが途中でSSDを見失うのでとても作業にならなかった。やっぱIntelとかのSSDじゃないと信頼性がないのか。