人類は衰退しました (ガガガ文庫)読了。

 実はMOONPHASE雑記さんトコで新番の発表があり、それを読んでいたのだが自分の視聴作品チェックは保留状態だ。というより、次期はそれほど心ときめかす作品の数があんまり無いような気がした。が、紹介で設定に惹かれたのが原作がこの作品。いつもだったら原作はアニメ視聴し終わるまで読まない主義だったのだが、ちょっと気が変わった。もうタイトルからして現代の人間の所業が行き着く先というのを見据えた世相批判なんだろうなというのがひしひしと感じられる。で、原作者がなぜそういう設定にしたのかという理由に興味が湧いたのだ。人間になりかわって地球上の覇者となっている妖精さんには理想が託されてもいるんだろうとも思ったし。
 というわけで、この第1巻を読んでなるほどゝ感じることもあったのだが、今日は眠た過ぎる。というか眠たい頭で読んでしまったのであまり読めていないかも。というわけで、結構述べたいことはあるのだが詳細はまたの機会にしてみたい。ざっとした印象だと、面白くて先が気になって仕方がないというほどでもないが、軽〜く読めて、そのへん辛気臭いところは無い。会話の掛け合いが知性を感じさせながらも軽妙で自分的に好みだった。あまり事件性は無いので、そのへんを期待している人には退屈な本かもしれない。