もちろん漫画目当てなのだが、帰るときビックリ。なんと近いうちに閉店するらしい。いつもこゝで2週間分の漫画を読み溜めするようになっていたので悲しいことしきりだ。400円で、淹れたコーヒーが断熱サーヴァーに入って2杯分飲めるのでお得感も半端なかったのに。やっぱこの不景気で客が減ってたのかね。大体年配の客の利用が多かったようなんだが、やはり団塊の退職を当て込んでの商売とか、この分だとたいしたものでもなさそうだな。あぁ、漫画チェックどうしよう…。
さて、週漫Timesではダブルマジッジが終了、週マガはネギまが終了だ。まぁネギまは正直どうでもいゝというか。いつも｢やってるやってる｣ってな感じで、10秒ほどパラパラめくってたぐらいで、ネームすらまともに読んでなかった。大体女の子が剥かれるか何か知らんが戦ってるシーンが目に付いてたぐらいで、あんまり興味も無かったぐらいだ。終わりだからと今回はちょっと目を通すぐらいは通してみたが、物語上の何のミッションが達成されたのかどうかもよくわかんなかったな。確か昔クラスの女の子が出席番号順に見開きページで紹介されていたのがネタになってたようだが、この最終回でも出席番号とともにエピローグが併記されていて風呂敷は畳んでいたようだ。もしかして各女の子キャラにエピソードを持たせて一人一人の物語をオムニバスというか、ごった煮のようにして｢どんな人間にも居場所や活躍場所がある｣ということを言いたかったのかもと思ってしまうが、なにしろほとんど内容を読んでないのでなんともいえない。
あとBLOODY MONDAYというハッカーがテロを防ぐ漫画があって、それなりにチェックしていたのだが、これも終了間近みたいだな。テロを仕掛けるのが物語では日本の首相なんだが、その動機が｢日本が合衆国の支配を断って真の独立をはかる｣というもの。主人公達はそれと対決するポジションなんだが、なんか微妙だな。最後にどんでん返しとかあるのかもしれないんだが、これ、現実だと主人公の態度は若気の至りで日本独立を理解しないバカものってところだろ。が、自分自身の主義主張とは別に、あんまりこのストーリー展開に歯がゆい思いをすることが無いのは不思議だ。少年漫画なんだからこんなもんデショって感じだな。たゞ、今回首謀者の日本首相が娘に裏切られるんだが、その娘の理由がふざけてるの。あ゛ぁ、コイツは〜と思いながらも、不思議と腹も立たない。女ってこういう愚か者が多いよね…と、むしろ｢わかるわかる、そうだよね〜｣とか妙に同意してしまうのだ。
あ〜、あと、宇宙飛行士養成モノである、スターチルドレンも次最終回でビックリ。え゛、なんで？って感じだ。新連載初回ではかなりの気合の入れようだったのに、この尻すぼみ具合はどうなの？。どう考えても打ち切りなんだが。確か木星往還船の乗組員を目指すというミッションだったのだが、養成学校に入校後、上級クラスに入ったがドロップアウトし、そこで訓練をしてたが、その最中、一緒に航行していた宇宙船がトラブルに遭って、それを助けるとか言ってる間に終了だろ。上級クラスからドロップアウトしたところで何か様子がおかしい（たいてい苦労しながらも上級クラスで踏ん張って、エリートコースの描写を続けていくからだ）とは思っていたが、下積みをし続けていつかラッキーチャンスを掴むのかもと思っていたゞけに、作者の構想が段階的に打ち砕かれていく様子がなんとも悲しいものがある。この作品は登場人物たちがチームを組んで各種のミッションに取り組むのだが、トラブルに見舞われ、その都度決断を迫られて乗り越えていくところで凄くメートルが上がるので、結構お気に入りの作品だったんだがな。単純な出世物語じゃなし、ある意味失敗しながらも前に進む様子は今ドキにしては地に足が着いたような感じがしないでもなかったので時代に必要とされる作品だと思ったんだが、読者がついてこれなかったか…。まぁ主人公達がドロップアウトして最后打ち切りという形で切り捨てられる様は、これもある意味現代的のような形であり、なんかシニカルなものを感じないでもないが、そんなことを言うのもなんか失礼だな。いや、ホントもったいない。
しかしなんだな、行きつけの喫茶店がなくなったらどうしようか？。2週間分の漫画って、購読すると結構バカにならないのだ。週マガ・サン、週漫Timesにビッグコミックオリジナル一に、月マガ半分と考えると、ざっと8冊分ぐらいにはなる。これ買うと2千円はゆうに超える。それを一杯のコーヒー代で読んで廃品回収を考えなくてもよいってのは結構お得だったんだけどな。いや、自分はモノを捨てられないんで、買うと、取っといてしまうのだ。近場に漫画を置いてある喫茶店がないわけじゃないんだけど、どうも行きつけが出来てしまうとな…。まぁ自分のことも色々あるんで、生活の仕方を見直すきっかけにはなると思うんだが。いやぁ、返す返すも惜しいというか。
