たまゆら ひとつめ

 動くものが苦手というより、風景写真を撮ってたら邪魔が入ったゞけでは?。
 頼逞byMETHIEさん、大感謝です。お知らせいたゞいて、チェックできました。
 うーん、なんか複雑というかタイミングがよかったというか、ぽってのカメラケースだの切符のキーホルダーだの、hitotoseの第1話を視聴していてよかったというか。hitotose第2話が素直に前から続くのかわかんないんだけど、少なくともこのひとつめがhitotoseの第1話から直接繋がってはいないっぽい…んだけど、部活をどうするかとか、友達ができたなんてところからすると、まだ日は経ってないってところか。
 全体を概観すると、竹原の町をうまく切り取って見せてくれているんだが、まだキャラが馴染んでないというか、視聴者自身が街のよさを実感していないせいかインパクトはない。ないんだけど、これ見よがしに風景に自己主張されても困るので、バランスは非常に取れていると思う。会話の流れはさすが最近のサトジュンというのか、ゆるゆるでどうもインパクトに欠けるな。というのも、このひとつめを視聴して思ったのが、「これ、OVAとして売れたのか?」という疑問だ。出来は悪くないんだけど、じゃぁ買ってまで何度も視聴するようなものか?というのが率直な感想。でもまぁレンタルビデオ屋で借りる分には十分だとは思うんだけどね。
 やっぱり、ちょっと視聴したゞけではよくわかんないな。どこにでもありそうな風景を見せて視聴者の親近感を煽るべきか、たゞの風景だけでない、人情込みでの街の魅力を誇張気味に描くか、地方が抱える問題点をちょくちょく見せていくか、ご当地ものであるだけにローカル性は高いし、何を見せたいのか、もしくは表現したいのか、自分だったら?と思えばさらに悩む。少女達が戯れる様子を媒介に街の魅力を描くってところだが、多分ターゲット層は中高生というよりは落ち着きを求める、いうなればM1層あたりだろうから、少女のキャピキャピした様子は愛でるものであって、同意を求めているわけでもないよな。スタッフの意図がわかりづらく、かといってそういうのが必要な作品でもなし、どう受け止めたらよいのか困っているってのが正直なところだな。