みんちーの表情が楽しい。
なんだろ？、緒花のプラス志向もなこちーのちょっと天然も悪くは無いんだけど、みんちーのほうが人間っぽくていゝな。というわけで、3人揃ったときなど誰よりもみんちーがどんな反応をするのか凝視してしまう。
しかし、前回見たときは詐欺ではなさそうだと思っていたんだが、見事詐欺でしたという…。前撮りって仕掛けに自分も騙されちゃったらしい。というか、別に監督はトンズラできたわけでもなく、投資した資金の回収が不可能ってことらしい。いや、なんだろ、こゝまでの仕掛けをするんだったら、いっそのことテキトーに撮影をしてしまって、とにかく映画の形にでっちあげればいゝものを。低予算映画ってことで別に構わないと思うんだが。それこそ今だったら撮影機材も編集機材もデジタルだろうから、適当に撮影して切って貼れば一時間半ぐらいの映画なんて3日ぐらいで作れるだろうに。緒花母が言ってたように、スタッフ・役者が、こんな詐欺行為をやったら、それこそどこでも出入り厳禁になるわけで、その損失からすると手抜き映画を作るほうが長期的に見て得だろうに。
スイのありようは自分の予想通りだったんだが、縁はちょっと見苦しかったな。プールでのドタバタもみんちー同様アホらしと思って見てた。縁は若旦那としてちょっとは成長したかと思っていたゞけに、なんともげんなりというか。自分の職場にもこういう迂闊なのがいて、周囲を振り返ることも無く突っ走って逆ギレするのがいて、そういうのを思い起こさせる。なんつーか、ダメなヤツはなにをやってもダメっていう言葉が頭をよぎる。
話の構成としてはバカ旦那を持ち上げて落とすという、別に珍しくもなんともないものなんだが、今までが結構各キャラを肯定的に描いていたので、オヤ？と思わされた。縁にとってはこれも経験の一つになったという意味では、決してマイナスばかりではないとも思うんだが、全体を俯瞰するとやはりバカ旦那のだらしないエピソードという形は崩れていないので、視聴者に前向きな気持ちばかり提供する作品と思っていたゞけに意外な感じが。
あ、それと、みんちーが嘆いていたが、徹はそれほど空気が読めないわけでもないと思うな。アレは外したゞけであって…。と思うが。あと、F4とF15の描きわけをするんだ…。サブタイは｢Fool on the Pool｣じゃね？。
