Aチャンネル 第4話

 いや、そのニーソ、合ってないんだったら穿かなくても…。
 テキスト自体にはだいぶ馴れてきたのだが、この間というか雰囲気に馴れないなぁ。コメディのはずなんだが、肩透かし感が織り交ぜられていて素直に笑えない。というかだな、これおとこのこ向きなのかおんなのこ向きなのかよくわかんないな。フェチ的な話題はおとこのこ向きのようにも思えるし、かといって女が女を愛でるのもあるそうだし、判断がつかない。これ、原作マンガだったらもっと楽しめるんだろうか。
 やっぱり、この作品って忙しいサラリーマン(キャリアウーマン)向けに、仲間内でバカやってた幸せな時間を思い出させるためにあるんだろうか?。今ドキの厳しい就職事情だと同期も少なそうだし、若者自体が孤立してそうだワナ。その上忙しい毎日を送っていると友人と連絡をとるヒマも余裕もない…からこのアニメで擬似トモダチ体験でもしてくれってことなのか?。
 前回もありふれた日常、もしくは見過ごしそうななんでもない事柄をわざわざクローズアップして見せているようだと述べたが、やはり今回も意識的にそれはなされてた。だからといって、その描写で視聴者を感動させてやろうかといった大それたものを感じたりはしないんだが、わざわざ提示して見せるほどのものでもないかなという気もする。バランスはよく取れていると思うんだが、こうやって庶民の幸せの敷居を低くしてもなぁといった虚脱感はなんとなくあって、素直に受け取れない自分がゐる。