WORKING!! 第11話

 ファミレスなら、空のジョッキは片付けるだろうに。
 うーん、なんなんだ?。いやに視聴後感がいゝぞ。小鳥遊と伊波の進展も、それだけに焦点を当てゝ作っていないのでねちっこくない。さすがに意味深な台詞にドキドキさせられるとか、なぜかきわどい方向に進んでしまう展開という部分は慣れてしまって新鮮味を感じなくなってしまっている。が、やっぱ丁寧に作られているのはよくわかる。
 で、あと残すところ2話ともなり、バイトもいつまでもいるわけではないとの台詞に、この作品とのお別れを連想させる構成がなんともしみじみ。「終わらない日常」じゃぁないんだな。こういう職場は楽しそうである意味理想なんだけど、実社会とのリンクで考えると、いやがおうにも現実に引き戻されてしまう。小鳥遊と伊波、もしくは佐藤と轟がくっついてしまうと、その時点で終わってしまうのかね〜。店長も職場恋愛は禁止っていってたような気がするし。女子従業員の屈託のなさは満点なのに、もったいない…ってか、どう考えてもフィクションだよな。で、絵空事だとわかっているのに、この名残惜しさだよ。
 しかし、黒長髪の眼鏡っ娘はホント顔出しだけだな。おかげでバイトは主要メムバーだけではないというのがわかるのではあるけど、せっかく顔出しするんならもったいない気もするな。あー、そうそう、なんで伊波は小鳥遊と自然に腕を組んだりしてるのに、殴っちゃうんだろうな?。小鳥遊にだけは対男性暴力症が治っていてもおかしくないと思うんだけど。それとも腕を組む描写は物語的に徴候って意味だけを敢えて与えられているってことか?。