学園黙示録 第3話

 「奴ら」はスタッフで回していくらしい。
 学校の中だけで物語が進行するのかと思っていたら、第3話にて早くも脱出。今回はその脱出までの緊迫した状況と、一癖も二癖もある紫藤の登場。麗が孝の女として固定化したよう(に見える)で、見ていてうらやましくさえあるコンビぶりだった。
 なんつーか、佐藤節といったらいいのか、漢とは…とか女とは…とか、その刹那背筋が伸びるような歯の浮く台詞がまたいいんだわ。臭くてもこういう大時代的な芝居台詞大好きだよ。しかし、終わっている世の中とか、やっぱ現代を指しているんだろうけど、具体的になんのメタファーなのか気になる。
 あ、そうそう、パンデミックって言いたかっただけなんじゃないかと。