ストパン2 第3話

 芳佳って、キツネなんだな。今まで気にもしてなかったよ。
 芳佳、リーネ、ペリ犬*1が魔女の元で基礎を学ぶの巻。というか、今まで基礎をやってこなかったんかい?。なんか気になって、前期の第3話を見てみたら、芳佳がリーネを肩車しているところが重複してた。
 エピソードの詰め込みが違うのでアレなんだが、なんか今回は話が薄いような気がしたよ。基礎の重要さがあまり主張されず、ほうきをコントロールできるようになるところも、端折りすぎのような。守る云々も仕込みが足らず、口だけになっていたのでは?。矛盾は無いので気にしなければ感動できるのではあるけど、物足りない印象を受けた。
 絵は端正だねぇ。一枚絵として丁寧な仕事がされているのがわかる。前回も述べた、空を飛ぶ爽快さも、動きが少ない割には構図が考えられているのか、そこそこ楽しめた。同じ画面にキャラを集める時には動きが単調なんだけど、そこはご愛嬌か。
 この作品については他の感想サイトさんで結構概略を目にしてしまっている。ネウロイの正体云々については、終盤に近いのでそろそろネタバレを避けるために感想をスキャンするのを辞めようとは思っているんだが、最近までの話だと、いろんなキャラ回をやっていくにも、テーマをなかなか埋め込めないのかな?。今回の再訓練も必要あることだったのかどうか?。想いだけじゃなくって、それを実現するための力というかスキルが重要で、そのために基礎を身につけとかなくちゃ話にならないって流れには見えなかったんだよな。それ以外のテーマがあるにせよ、今回の話が後々につながるのかどうかがわかんなくて、それっきりになるんなら、もっと他の話とかなかったのか?とか心配になってしまう。芳佳も前期で本当なら基礎を身につけていた(そのための前期第3話だったんだろうし)だろうし、体がなまっていたのなら、現役の勘を取り戻す過程で何かを再発見するとかのエピソードのほうがよかったのでは?と要らぬ考えが頭に浮かんでくる。

*1:犬と書いたが、ペリ犬はネコミミ