ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第3話

 リオとカナタが昔の記憶に振り回されるお話。
 前回までゝ、音楽がテーマだったよなと訝しがっていたが、今回はそのネタがいちおうあらわれてた。マッピで音を作るなんてブラスだと割と基本なのだが、カナタはそういう知識もなしに、本当にただの新兵で楽器に触れたんだろうか?。前回も視聴していて気になっていたのだが、この世界だと、割と貧乏っぽいな。大きな学校がなかったしな。
 そのくせ、タケミカヅチという戦車はあの時代にそぐわないほどのものらしい。繁栄を極めた文明社会が一旦滅んだって設定なのだろうが、今現在の社会の行き着く末が、食うにも困る作品世界ってことなんだろうか?。キューベルヴァーゲンっぽい車との整合性が今一掴めないなぁ。
 視聴者に提示された情報が、断片的ではあるのだが、記憶がリオとカナタで繋がっている部分があるなど、散漫な感じはしなかった。それぞれの思いが唐突にぶつかり合ってもいたが、リオの年長者としての余裕、カナタの気負いの部分とで構成的にしっかりしており、自然に物語に入っていけたなぁ。