正直、アニメを視聴していて、感想を書くモチベーションが低下しているなとは感じるんだが。

 長年アニメファンやってると - エネルギー吸収と発散
 このサイト…というか、はてダも、もう5年になるわけなんだが、結構スタイルが変化しているなとさすがに感じる。最初はアニメ製作者の熱意に突き動かされる部分が大きくて、こちらもメッセージは最大限受け取るようなスタンスだったように思う。社会的問題に直結していることもあって、共有意識化できないもんか?という思いもあった。スターシップ・オペレーターズなんて、昨今の若者の就職難がテーマだと感じていたしな。
 いろいろな作品に触れるにつれ、自分の興味の範疇がさらわれていったり、社会問題も一通り概観したかなと思われる頃から、多視聴から変化してきたと思う。自分の知識の限界に達したりして、新規さや問題意識が薄れてきた段階で、感想も視聴報告というかメモに変化した。
 id:kkobayashiさんとはちょっと違って、アニメ視聴を趣味と考えると、それはやはり「所詮趣味」って認識をしているんだけど、やはり共感できるところもあって、生活の一部になっているというのがそう。最近は仕事に時間を取られることが多いんだけど、一日一本見ないと気がすまないし、飲み会で視聴できなかったりすると凄く損した気分になる。仕事を切り上げるときも、「今日は何のアニメを見るんだったっけ?」と期待している自分がいたりする。
 ただ、感想自体は自分でもあまり読み込んで書いてないなというのを自覚する。今の職場が結構な抑圧環境なんで、そのせいもあるのかな?。アニメに限らず、読書をしても字面だけ追っていて、読んだ内容をほとんど覚えてなかったりするのだ。歳のせいかね?。でも、読書が非効率であっても、アニメだとさすがとっつきやすいのか、意欲の減衰度合いが本に比べて圧倒的に少ないんだわ。
 自分なんかは超電磁砲は、むしろ仕事上の心意気に関して共感できることが多くて、ある意味勇気を分けてもらっている感じがする。困難な状況でもあまり追いつめられず、飄々と切り抜けていくキャラたちにも癒されるところがあるしで、アニメが無かったら思い悩んでいたんだろうなという可能性を否定できない。でもまぁ、それはアニメを能動的に見ているというよりは、見せられているってことなんだけど。
 そんなわけで、感想に魅力は無くなっているんだろうなというのは自覚できているよってことと、でもあまり深く考える精神状態に無くって、たぶん視聴報告がこれからも続いていくよってことと、アニメ視聴に嫌気がさしているわけではないよって、いいわけをしておくってことで。