屍姫 玄 第4話「異月の貌」

 もうちょっと厳しい物かと思っていたんだけど。
 屍姫を人間として見るなってのは、道具として使えってことでもなくって、人間としての感情に溺れるなってことなのかと思っていた。相手の命を大切に思えば思うほど、窮まった所でどちらかの死に行き着かざるを得ないわけで、むしろお互いに距離を取ったほうが見極めとか冷静にできるんじゃね?という流れかと思った。今回の描写だと、確かに命の危険に晒されて、「やりすぎちゃったかな」と膾を吹くというか、忘れたい過去扱いで、なんかあまり葛藤も無く自然に二人とも大人になっちゃいましたって印象を受けたがどうだろう?。あまり脇キャラに劇的エピソードを付帯させて主人公たちを食ってしまってもいけないし。うーん、なんか自分の読み込みが甘いような気がする。
 というわけで、鼻紙くん、きょうは金魚のフン状態でした。そういやED絵、ほとんどの屍姫があられもない姿になっているのに、荒神だけ自分の屍姫のかわりに肌を晒しているな。契約僧と屍姫は必ずどちらかがお色気担当じゃ無いといけないのか…。