また自転車パーツを注文してしまった。

 年末どう過ごそうかと考えていたのだけれど、また中国に行くにしては動機が弱い。せっかくだから南方の暖かい地域に行きたいんだけど、切羽詰って航空券が取りにくいし、安いところを捜しても往復10万ぐらいをみとかなくちゃなんないのかなと思うとどうも億劫になってしまった。行くかどうかで迷っているのなら行けばいいし、行かないかどうかで迷っているのなら行かないのが正解かなと思うのだが、やっぱ迷う。年末で連休がらみで長い期間確保できる機会ってそうそうないんだよな。
 で、実際には昨晩だが、自転車パーツをChainReactionCyclesに発注。Totalcyclingに追加発注したMavicのキャリパーブレーキが在庫切れだったので、懸案だった物品もあわせて購入しようと決意したのだ。それはクリップレスペダル。
 今までクリップ式のペダルを使っていたのだが、安ければいつかはクリップレスを使ってみたいとは思っていた。ただし、ロードレーサー用のクリップレスだと、靴底が固く、ペダルと靴の結合部品であるクリートが靴底面より出っ張るので、事実上歩くのには適していない。そこでMTB用のクリップレスを検討していたのだ。
 ペダルなんて自転車の重心からいえば下のほうなので、少々重くても構いはしないのだが、昨年LOOKより新発売されたクォーツというペダルが実測280gらしいので、コレを試しに使ってみるよう思い立った。しかし、この円高でイギリスのサイトの物品がホント安いのな。日本の定価の半額だもんな。どうせ買うならとTimeのATAC Aliumも購入する。こちらはLOOKのMTBペダルより靴固定に自由度があるとのこと。LOOKでダメならTimeでというわけだ。実はLOOKとTimeで結構迷ったあげく、両方購入することにしたのだ。
 購入の前準備としてネットで評判を検索したみたのだが、Timeは概して好評価で、LOOKのほうはあんまり日本人のレヴューがない。よくよく考えてみれば日本ではMTBレースより圧倒的にロードレースのほうが多いようなイメージを受ける。通勤でロードレーサーを使う層は、大抵それなりに金をかける層で、スピードに慣れてレースに出たりする人が多いのかな。で、ロードレーサーにはロード用のクリップレスペダルを使う人ばかりになるというわけですか。
 MTBを通勤に使う人は、どちらかというとサスに快適性を求める人が多く、そんなに自転車にカネをかけないでフラットペダルという、そもそも足をペダルに固定しないペダルを使う人が圧倒的だろう。自分がやろうと思っている、クリップレスペダルを使うが、出かけた先で普通の靴のように歩きやすい用途を選ぶ人は一定数いるらしいのだが、割とマイナーではあるらしい。で、MTB競技に出場するのは少なくてレヴューが少ないのかと。たしかに自分の職場でも、今いる事業所では自転車通勤をする人はいないんだけど、他の事業所だとたいていロードレーサーだったりするわな。で、仕事にMTB用シューズを履いたまゝってのも普通はしないだろう。
 まぁ注文しただけで届いてもおらず、届いたからといってスグに使うとも限らないのだが、うだうだ書いてみた。もし使うのならLOOKを先に試したいのだが、クリップレス初心者としてはクリップが嵌めやすく、また足の固定度が弱いTimeのほうがいいんだろうなとは思っている。