二十面相の娘 第17話「大暗室」

 教授も悪役に徹していたらダメだと思うんだけどね。
 そんなに意表を突くという展開でもなかったんだけど、かなり意識を集中させられた。どうなんでしょ?。まだまだ話数的に〆の段階では無いと思うんだけど、クライマックス風味ではある。でもまぁまだまだ明かされていないものが多いので、さすがにここで盛り上げてしゅーりょーというわけにもいかんだろう。
 空根探偵の使い方に感心。一皮剥けて腹が据わったというか、包容力が増したというか。変化に納得のいく理由付けがあり、かつ無理がない。で、強力な協力者。反面春華はね〜。
 ケンにぃちゃんを助けた女の人は人間タンクの時の人だよね。二十面相が現れたのは、チコが暗号を解いたご褒美というわけでもないんだろうけど、登場したタイミングがタイミングだからね。ヲマエ、ずっと今までの成り行きを見てただろ〜と。もしチコが暗号を解いても伝えなかったり、暗号が解けなかったら二十面相はどうしていたのだろうかと。
 しかし、水の第4形態って、超臨界状態とは違うの?。確かにエネルギー状態が高い水ってのはそうなんだけど、一都市の電力を賄うだけのというのは大げさすぎだよな。いいトコ第4形態にするために加えたエネルギーが放出されるだけだろ?。意味ねぇじゃん。しかし、無限に電力を供給する技術というのが原子力ってのは違うんだろう。さすがに第二次大戦後の世界だろうから、原爆が落とされているだろうし。まぁそんなに二十面相の開発した技術が具体的にどうだのってのは重要ではないから、突き詰めて考えるのも意味は無いのかな。