ARIA The ORIGINATION 第10話「その お月見の夜のときめきは…」

雲南雪素の花芽

 結局合同練習をすっぽかす二人。
 アリスが気になるってのはよ〜くわかるんだけど、しかしあの二人を傍で見ていたらどう考えても負け犬の行動だよな。アリスの初仕事っぷりは、ああいうもんかなとも思うんだけど、そもそもプリマ昇格の条件ってのがわかんないのでどうにも判断がつかない。今までの描写を見ると、もう灯里はプリマになっていてもおかしくは無い*1んだが、そういう部分がないと、今回の月見という設定自体がおかしいことにもなる*2しな。
 アリアカンパニーはアリシアが1人で全部をやりくりしなきゃならないというところがあって、灯里の教育方法がああいう風にならざるを得ないというのはわかるんだけど、姫屋だのオレンジプラネットが組織として候補生の養成方法を自主練習に頼るってことになっているのかね?。三大妖精の弟子ってことで、アリシア・晃・アテナのつながりがあるからこその特例という気がするんだが、では他の候補生の教育ってのがトラゲット以外に見たことないので、なんとも迷うところである。
 藍華×アルはもうツッコみどころ満載で、まぁニヤニヤしながら流すしかなかった。もう自分の関心事項は、原作の連載終了に伴い、アニメ版がどういう結末を示すのかに絞られてきました。今期で連載との同期を取るのかな?。脚本自体は安定感があるので、そこらへん心配せずに視聴できるのはありがたい。

*1:どうも先ほど連載が終了した原作の情報が漏れてくるのを聞き及ぶと、プリマになれないのは彼女の到達度には関係がないらしい。

*2:アリスが灯里を尊敬しているからこそ月見に来たんだろうし、それが実際アリスにとっての助けにもなっているし、なにより藍華のいないところで灯里に感謝しているところからして、もうほとんど確定のような気はするが。