機動戦士ガンダム00 第18話「悪意の矛先」

 戦争根絶の建前を掲げているものが、気まぐれで民間人を攻撃しますか?。
 ラグナという組織というものにかゝっているとは思うんだが、どうなんでしょ?。ネーナの暴走を止められないってのもなんだかなぁで。ソレスタルビーイングが国連のメタファーだとはとても思えないので、内部に忍び込んで何らかの目的を達成しようとするモノの存在や目的がイメージしづらいわな。
 しかし軍需工場に働く民間人を攻撃するのは許さないってのはどうなんかね?。人類はもう既に2回以上も世界規模の総力戦を体験しているわけだから、当然夜間もフル稼働している、最新鋭兵器を製造する軍需工場なんてクロもいいとこなんだが。こんな情勢だと当然護衛がいてもしかるべきだろうし、それなりの退避所もあってしかるべきなんだが、そういうのも無いような描写だしな。
 なんか早くもトリニティが悪役扱いで面食らう。彼らがいなければ、既存のマイスター4人は捕虜、ガンダム4機も捕獲されていたわけで、いくら瑕疵があったとしても、こう頭悪くツッコむのも「アチャー」って感じですかね。物語自体にはそれなりの積み重ねがあるので、違和感を感じながらも、「そういう流れにしたいのね」というふうに落ち着いて視聴できはするんですがね。
 まぁ自分としてはルイスが否応もなく巻き込まれて、今後戦争についてどのように変化していくのかを生暖かく見守っていくつもりではありますが。まさか沙慈がトチ狂って、入隊とかいう流れになりはしないだろうね?。