え、あ、いや、そのなんというか、みんな帰って来いって言ってはいるんだけど、作戦自体が死んで来いってモノなんじゃぁ?。
主役なだけにこれは絆を深める描写になっていますが、雑魚キャラなら盛大な死亡フラグですわな。まぁ王道としてみると、いかに型に嵌っているかとか、ちょっとズらしてオリジナリティを出しているかとか…という見方をしても面白くはないわな。
素直に視聴すると、いろんな要素が今までの蓄積も含めて巧妙に組み合わされていてほとんど文句のつけようもない。いくら派手に演出してもドンパチ自体にはドラマはないので、チームとしての盛り上がりは、一応今回がクライマックス。で、お涙頂戴スレスレの抑制ぶりがまた素晴らしい。まだ視聴者に大泣きさせるところじゃないもんな。
作画も気合が入っており、料理長とのかけあいの場面では、エリーゼのかわいさには魂を抜かれました。エンドロールでは日本人の名前がいっぱい。
冬后も話があるからっていうから、もしかして最近の関係構築からいうとガラにも無く告白でもするんかと勘繰ってました。お、正装までするかと思ったら父との引き合わせ。まぁそうだわな。萌えじゃなく燃えアニメだもんな。以前の瑛花なら余計なことをしやがってとツンデレ分を発揮するところが、素直に感謝するなど、なかなかにして和むものがありました。
弟と戦わなくてはならないということで飛べなくなっていた音羽が、仲間に励まされ*1、アイーシャに優希と(戦うためでなく)会うために飛べと言われて自分を取り戻すのは、いかにも彼女に合った、腑に落ちる理屈でした。アレ以上の台詞があるとはちょっと思えないなぁ。
*1:自分が飛べないことで周囲に迷惑をかけているのではという念からは脱出できる