バッカーノ! 第7話「すべてはアドウェナ・アウィス号の船上からはじまる」

 欲深い老人ほど性質の悪いもんはねぇと思うんだ。なんとなくだけど。
 この話を見る前までは、'30年代アメリカを堪能するには物足りない…というか全然足りないとか、果たしてこの作品が言いたい事って何?とか、キャラの魅力を語るには人が多すぎて無理なんじゃねぇの?とか思ってたんだが、これで繋がったというか、断然面白くなってきましたよ。どうも船の中で薬を飲んだ人間と、オッサンが作って偶然飲んだ人間との2種類いるようだが、そのごちゃ混ぜ具合の整理も話の対象なわけね。
 アニメでもここまで見ないと調子が出ないのに、小説ではどういう風に工夫してるんでしょうか?。同一年代ごとのエピソードになってるみたいですが。