DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 第24話「流星雨」

 OPが無かったので、最終回かと思ってましたが…。
 とりあえず、ボコボコ契約者を殺してましたねぇ。強大な力を持たされていたから今まで気付かずにいたんだけど、もしかして契約者って庶民のメタファーなのかね?。生きるために苦闘しているし、それに対して日本の三木眞声の権力者層あたりが働いているところを見たことがないんだけど。居心地のいい部屋で命令するだけ。
 桐原を説得にかかってたのも、万人に通用する正義はないといいながら、自分は何の正義のために働いているのか全く言わない件とか、実際には人に手を汚させてばかりいてそのつもりは全く無いのにこの手を汚そうなんていっている件とか、自分は決してされるほうではない犠牲を肯定したりと、人を騙す言説がプンプン。こいつらなりの正義があるのか?と思いながら視聴していたけど、どうやら脚本としても「権力者が人を騙す手口」という形で見せているような気がしないでもない。大人になれ…って権力者が自分の悪行を肯定する時によく出てくる表現だわな。こういうことを口にする人間の仕事の後に、事態が好転したためしがない。たいてい喰い散らかして去っていくわな。
 ということを踏まえた上で、次回霧原の行動の行く末を見守ると面白いんじゃないかな?。