この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜 第12話「浅倉奈緒子(後編)」

 5人ルール維持のため、静、臨時退場中。
 あぁ、メインヒロインが浅倉ってわけじゃなくて、浅倉を最後に持ってくる理由がちゃんとあったんですね、ビックリ。前回詰め込みすぎのきらいがありましたが、これもちゃんと今回時間を確保するための構成だというのがわかって納得ですわ。まぁだからといって前回が手放しで褒められるってわけでもないんですけどね。
 まぁ既得権益保持のための維持でもなく、焼け太りを仕込んでの組織改造でもなく、地方切捨てのための自立でも無くと、どっかの国の政権に見習って欲しいぐらいの提案でした。正直感傷的過ぎやしないか?とも思うんですが、詳細を描写しなくとも充分ではあるのでよろしいんじゃないかと。最後の“法三章耳”ばりの5つの誓いってのも雰囲気は良かった。作画も少し奮闘気味なのか枚数が増量で嬉しい限り。
 いろいろ荒っぽい部分はあるんだけど、終わりに近づいてみれば私にとってCLAYMOREに次ぐ泣きアニメの位置を確保してます。正直全12話じゃないかと思っていたので、次回最終回なのも期待が高まります。