今日、帰宅途中買い物に寄ったのだが、いきなり安倍首相の会見だかがはじまるとかで中継に切り替わって、そのまま聞いていた。なにごとかと計30分ほど聞いたのだが、臨時国会が閉会してなにやら説明をしたいらしかった。本題は教育基本法と防衛省、社会保険庁のあり方や予算だったが、初めに献金問題や離党問題などについて触れていた。何度も聞いたので聞き間違いはないと思うのだが、安倍首相は中央銀行からの献金はやめるとか言っていたが、実は凄いことを言ってないかと思うのだ。普通中央銀行といったら日銀のことをさすと思うのだが、日銀がいままで自民党に賄賂を送っていたわけか。やるな福井総裁。他人の金でとことん自分の利益を図るとは日本一の悪党の称号をささげたい。ここまでくると感心すらしてしまう。ホントかなぁ？と思ってしまうのだが。離党問題も首相である自分が責任をとると言っておりました。正直総理の主体性が弱いと思われるのは仕方がないが、離党問題にしたって党員の大多数が了承しなけりゃもともと首相がGOサインを出せるはずもないんで、復党に反対していたのは小泉前首相と刺客とよばれた議員ぐらいなもんではないのだろうか？。安倍内閣はたしかに小泉政権がつくった勢いを使って今回の法案を成立させたのだとは思うが、なにしろ前政権は日本を壊すのに躊躇がなかったので後始末に大変なんだろう。多分自民党内でも小泉の勢いがあるうちは物もいえない状態だったんだろうが、内心ほとんどの党員が顔をしかめていたと思うほかない。小泉政権が痛みとさけんで、改革という名の破壊をして庶民は大概しんどい思いをしていると思うのだが、今なお小泉政権時代を懐かしむ人が多くて首を傾げざるを得ない。復党問題にしたって最大に見積もっても自民党内部という国民が手を触れることすら出来ない範囲での内部抗争でしかない（しかもかなり出来レースの）のだが、その行為で安倍政権の支持率が下がるっていうのはどういうことなんだろうか？。何様のつもりだ？と自民党が好きでもない私が首を傾げざるを得ない状況。気に入らないんだったら有権者として次回選挙では遠慮なく落とせばいいのに。まぁ油断は禁物なのだが、タウンミーティング問題とか日興問題とか銀行の献金問題とか政府自ら膿を出しているかもしれないのに、安倍首相も大変なことだ。もしかすると必死で尻拭いしているかもしれないというのに、目に見えてオイシイ思いが出来ないからといって庶民（経団連か？）が遠慮なく内閣を叩いているようにも見えてしまう。教育問題も支持率目当てに現場を叩いてむしろ事態を悪化させるとか、防衛省もブッシュというか小泉内閣の尻拭いを失敗して現実的な対応としては暗礁に乗り上げるとかも考えられるので結果を見てから出ないと判断できない。今や都市型政党と化した自民党の舵取りに四苦八苦しているように見受けられる。選挙区の山口といえば田舎で、たしか百ます計算の陰山氏が家庭を立て直して学力を向上させたところじゃなかったっけ？。都市部のがっつく様子に手間取ってんじゃないかな？。まぁ成果が現れるはるか前から転落しそうな雰囲気ではあるが。
