申し訳ないが、続報ということで

 読売の報道が出たので引用。
 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060221i115.htm

国交省日航本社に立ち入り検査…安全対策や内紛で 国土交通省は21日、日本航空本社(東京都品川区)で航空法に基づく立ち入り検査を実施した。

 運航ミスなどが続発した日航は1月末に国交省へ安全対策計画を提出しており、今回の検査は、その対策が徹底されているかどうかを確認するのが狙いだ。また、日航は国際線子会社の取締役4人が新町敏行社長兼最高経営責任者(CEO)らに退陣を求める内紛が起きており、立ち入り検査には、この騒動が安全運航に影響を与えていないか点検する狙いもある。

 北側国交相は同日午前の記者会見で、「(内紛の)混乱で、現場の安全管理体制に悪い影響を与えることはあってはならない。そこは厳しく監視・監督する」と述べていた。

 日航への立ち入り検査は05年4月以降で28回目だが、内紛の発覚後は初めて。本社内にある国際線と国内線の運航を集中管理するオペレーションセンターや安全対策を統括する部署などを中心に行われた。

 日航の内紛では、新町社長に退陣を要求した取締役4人の中に運航本部長も含まれているほか、部課長など管理職約220人も社長の退陣を求める文書に署名するなど、騒ぎは現場レベルにまで拡大している。

(2006年2月21日21時26分 読売新聞)

 まぁ嫌がらせと受け取られかねない行動なのは間違いないとして、まぁ省としても仕事をやっているようには見せておくかぁぐらいのポジションはあるのだろう。正直現場の様子なんてわからないので、社長側に理があるのか、取締役側に理があるのか判断はできません。正月には日航を利用したのだけれど、一消費者として無責任に何とかしろという気にもなれない。
 10年も遡らなきゃなんないのか、はっきりしたところは覚えていないんだけど、たしかに昔はあった軽食がなくなり、スチュワーデス(今はフライトアテンダントと言わなきゃなんないんだっけ?)がやってた緊急避難時の救命具の使用法がビデオになりぃの、そういやスチュワーデスが臨時採用になっただの凋落ぶりは目覚しいものを感じてはおりました。利用者としては短時間に目的地に確実に送り届けてくれれば、乗り物酔いの少々ぐらいは我慢すべきと考えていたりするので、規制に守られるが故の過剰なサービスはいらないといっても、現場の方々には同情を禁じ得ません。ヘンな話、親方日の丸だからこそ現場の努力ではなんともならない部分が大きいと考えております。どちらが悪者か問わないなんて言いましたが、たぶん今までが責任を問われなければならない経営側が現場にそれを押し付けた結果、死屍累々となってきたと思いますので、ここは一つ社長を蹴散らすのを期待する所存でございます。たぶんそれでも貸しは十分返ってこないと思うのですが。わかんないですけどね。社長が善玉かもしれませんし。