いきいきホットライン今週のお題最終回

 今日は午前中まで死ぬほど忙しかったのですが、それ以降は拘束時間は長いけどそれほどでもなく。
 そして今日の内容はトピックを無視して自分の仕事の宣伝をしておりました。まぁIBMが何を言うのかと思ったら、やっぱり企業人らしく広報・営業活動でした。学者やライターが世の中を知っているわけでもないんだろうけど、じゃぁ一般的に社会人と呼ばれる方々がまともなのかというと、腹に一物も二物もあったという…。結局社会人まとも論って当たっているところもあるんだけど、常識を隠れ蓑にしたとんだ利権拡大活動でしたちゃんちゃん。あ、話している内容は毒にも薬にもならないことでしたよ。
 うーん。結局自分が大学の理系学部卒ということで興味も大いにあったのですが、今週は内容的に期待はずれでした。かといってんHKのスタッフは責められないなぁ。理系文系論争自体がとても不毛なものであるので、ここでの理系ヨイショは危険性が高いのです。繰り返しになりますが、本来理系的素養も文系的素養も必要であるのがまず大前提。理系だと思って話してみると、文系的素養が著しく欠けた頭でっかちの人だったり、文系だと思って話をしてみると、理系的素養が著しく欠けた己の欲望全開の人だったりして、それらの人たちで語られることが全く実情に沿っていないというかなんというか。それぞれの素養は身につけた上で、プラスアルファで理系・文系の専門性を発揮する人は確かに居るんだけど、その人たちの考えはほとんど流れてこないっていうか、自己主張の激しい毒要素満載の空樽の高鳴りのみがあたりをこだましているっていうか。
 結局資源もエネルギー源もない日本では理系的知識が金を生み出す唯一の源泉なので、楽をしたい方々の「理系的知識を身につけた人々をだまくらかして上前をはねる」というのを構造的に“また”許してしまいかねないので、番組作りとしても非常に神経を使うことなのだと思います。まぁマスコミがそういうミスリードを繰り返してきた結果の日本のこの有様なので。あ、誤解の無いよう言っておきますが、理系だけでなく文系的素養も間違いなく要りますから。要するに車の両輪のように両者を使わなければならないのですよ。
 そうそう、来週のお題は「“希望社会”が見えま すか?」。希望格差社会のあの人も機会不平等のあの人も下流社会のあの人も出ますよ。ゲストが豪華。そうはいっても切れ込んだ話は(クレーム対策のため)しないかもしれないのですが。余裕がある人は聞いてみては?。私もかなり興味があります。