涼風 第20話「応援」

 羽柴が大和くんをパクッかと思いましたが…。
 いやぁそのことばっかり注目していたのですが、羽柴のキャラ絵の気合の入っていることといったら!。なぜ萌果ちゃんと別れたのか靴脱ぎ場で待ち伏せしていたときはお節介半分、好奇心半分といったところでしょう。羽柴に問い詰められたからといって別に自分の気持ちを明かすこともないのに、なんか素直に話しちゃってますよ大和くんは。でも羽柴はそんなところにスイッチ*1が入っちゃったんでしょうね。がさつなんだけど人知れず主人公を慕うキャラクターとしてこれ以上はないほどパターンにはまっているわけなんですが。
 いや、こういうキャラ好きですよ。でも今回の話だけでは本当に友人として大和くんを心配しているという風にしか見えないところが脚本のうまいところですよ。で、次回予告の羽柴の声当ての色っぽいことといったら!。ローゼンといい、この涼風といい、魅力的な脇役に万歳ですよ。
 きちんと前回の話の回収も行っていますし、なにより若さを美しく描くところと男女間の動物的なところが両立していて、なかなか楽しませてくれるのですよ。

*1:全く安っぽいフラグですよ