フリーズで全部消えたが気を取り直して。

 小選挙区制はゲリマンダーという記事を開票直後に書こうと思ったのですが、同じことを考える人はいるもので、落ち着いたごろにこんな記事が。
 http://www.rui.jp/message/09/72/69_1b9a.html
 投票行動に出なかった人がずべて与党反対とは思いませんが、投票率を掛け合わせて見ると、選挙区制で約三分の一、比例代表制で四分の一の支持しか自民党は得ていません。支持層を獲得するのに就○を斡旋するのか、交通違反の揉○消しなのか、それとも実弾なのか、それとも公正なのかはわかりませんが、金を使うのならなるべくばら撒く量は少なくしておきたいだろうし、利益を誘導される側もたくさんばら撒かれて自分の取り分が減ってはおいしくないだろうし、少ない資金で得られる利権の量は最大化したいところでしょう。絶対的な支持を得るのであれば少なくとも過半数にはウマイ汁を吸わせなければならないところを、三分の一ぐらいにばら撒いて後は自分の懐に入れればいいのですから笑いが止まらんでしょうね。その金は私服を肥やしてもいいし、権力強化に使ってもいい。そもそも自分の金ですらないですし。もっとも今回は首相側の宣伝に乗せられた人もいるでしょうから、実際に甘い汁を吸わせてもらっている人はもっと少ないと思いますが。
 しかし過半数の支持も得ずにこれだけ議席を掠め取るところを見せられては、さすがに
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公明・神崎氏、小泉首相の総裁任期延長に期待表明
 公明党神崎武法代表は11日夜、テレビ朝日番組に出演し、来年9月末までの小泉純一郎首相の自民党総裁任期延長論について「これだけ議席をいただいたのだから責任がある。是非、引き続きやっていただきたいと思っている」と述べ、期待を表明した。 (23:31)

 尻尾を振らざるを得ないでしょう。続投ということになったら消費税を上げないという公約を破ることになるので本人ははなからそのつもりも無いでしょうが。もし死票が出ない、つまり少数意見が無駄にならないような公正な選挙であれば、公明党自民党を蹴落とす側に回った可能性もあるんですけどね。小選挙区制に変更するときに、反対した政党がほとんどなかったのが不思議でしたが、当時の政党は何を考えていたんでしょうか。知らないうちに比例代表制もブロック制に変わっており、田舎では選択肢がないわけなんですが。