鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第3話 邪教の街

 そういや、この話は前シリーズで見た気が。
 で、ロゼを騙すために奇天烈な鳥のキメラが出てなかったっけ?。いや、記憶が確かじゃないんだけど。前作のほうが空間の広さを感じたけど、今期は狭い範囲で話が繰り広げられていたような印象。
 前作のときと別にテーマが変わっているわけではないんだが、こうやって見ると宗教の本質があからさまに示されていて、作者の力強さを感じる。まぁ三大宗教の開祖はさすがにこんなじゃなかったろうけど。死んだ人を生き返らせることが不可能であって、それを宗教がやってみせるといっている胡散臭さがあまりに対照的(貧乏人に"ささやかな"幸せを与えるのが特に現代宗教のやくわりだったりするのだが)で、それがこの作品のテーマと繋がっているってトコが、導入部にふさわしいってトコなんでしょうねと。

クイーンズブレイド 流浪の戦士 第3話 艶襲〜歴戦の傭兵

 ぇえーっと、ナナエルって次回予告要員?。
 とかくこの世は欲望で動いているってのは、ちょっと方向性は違うけどギスギスしていることではクレイモアと一緒でなかなかよろしい。思い込みが原動力のレイナが他人に翻弄されているとことか、結構ヒロインに過度な感情移入をさせないところにも冷静さを感じる。リスティの言った、格言っぽい"死にそうになったら逃げろ"ってのが生かされるのかと思ったら、そうではなかった。もしかすると後々効いて来るのかもしれませんが。
 話にのめりこむとエロはどうでも良くなるんだが、結構そうでもなくって感心した。闘技場の場面なんて女は所詮見掛けで判断されるもの…ってのがこの作品のコンセプトとドンピシャでこれまた感心する。

魔法のステージ ファンシーララ 第1話 みほ、華麗なる変身!

 いきなりの竪穴式住居にびっくり。
 心理描写というふれこみに引っかかって試しにGyaOで視聴。まぁ一昔前の魔法少女モノにありがちな大人になるってヤツ。マスコットキャラがいかにもスタジオぴえろっぽくて懐かしい。篠原みほの変身後のショートカットのおねいさんがかわいい。というか、やけに絵にコストをかけてねぇか?。BGMも何気に手を抜いてないし。
 小学三年生にしてトーン使いの漫画描きらしく、腐女子臭満載。これがどうしてアイドルに化けるのか?。心理描写ってのも今のところよくわかんない。マスコットキャラがしがみついて万引き扱いされるのはかわいそうだったが、不条理に耐えかねて逃げ出すみほの態度にも微妙臭。

魔法のステージ ファンシーララ 第2話 ララの原宿デビュー!

 なんだ、魔法を使って人助けじゃなくって、シンデレラストーリーなのか。
 携帯端末のタイプとか見ていると、12年ほど前*1なのか。ヒロインの声を当てている大森玲子というのははじめて見る名だわな。今の基準からすると棒そのものなんだけど、今ほどアニメと歌のタイアップがはかられていた時代でもなかったろうから、歌がうまいってだけで仕事がきたってとこなのかな。
 心理描写って15歳設定の少女のいわば未熟な心のうちってトコなのか。

*1:もうちょっと遡るとポケベルになるだろうし。

魔法のステージ ファンシーララ 第3話 どきどきテレビ出演!

 やっぱ大きなおにいさん向けであったりするのかな。
 でもそうはいってもメインターゲットは小学生女子向けだよな。ぴえろお得意の芸能界ネタから視聴者の興味を惹きつけ、将来の夢やその他について考えさせるってやつですか。ようやくエンジンがかかってきたというか、スタイリストの役柄ってなかなかおいしいわな。
 楽しんだもの勝ちとか、確かにそうなんだけど、ちょっと今の時代には厳しいテーマかもしれん。ちょっと調べてみたら放映は1998年らしくて、アジア通貨危機&日本での倒産件数・自殺者激増の直後なんで、社会背景的には厳しい時代だったハズ。そうはいってもなぜか中高生の携帯端末所持率も急増していた時期なんで、ある意味餓鬼が甘やかされていた時代でもあるのかな。このあとスグに17歳の犯罪って話題になるのだが…。
 まぁそうはいっても、アイドルってのも仕事であり、過度な憧れを排除して仕事に取り組むって態度は変に気張らなくっていいのかもとは思った。みほは漫画家とかアイドルよりも、ファッションデザイナーのほうが向いてるんじゃね?。