冴えない彼女の育てかた 第8話

 もしかして主人公をオタクの道に引きずり込んだのは澤村?。
 夏コミで薄い本に関しての色々。後輩の本を読んで主人公が売り子をするのを見て、澤村が本気で自分の本を売ってくれるだけの価値がないことを自覚させられるという展開。でもまぁ商業でやっていく覚悟があるんだったら気にする必要はあるだろうけど、そうであっても売れるということゝ話が面白いということは一致しないから別に構わないのでは?。主人公が自作のゲームでグラ担当とテキスト担当を分けた時点で気付くべきだと思うし。
 軽妙なかけあいも笑えるんだけど、こういう真剣なところで惹きつけるというのもうまいところ。とはいえ全体的な構造として面白いのか?と言われたら、まぁその…、うん、といったところ。暇つぶしにはこれで十分だし、プラスアルファとしてこういった、瞬間的にテーマを突きつけるって演出はなかなかうまいなとは思う。