デイリー

 10/30/90/10 14㎝/12.7/ペン/15.2/12.7単機/ペン/12.7単機/ペン/12.7/15.5主 Lv110/比叡Lv98
 30/30/30/30 龍田/龍田/時雨/如月 /天龍Lv92


 戦い終わって後処理の段階なんだろうけど、資源の減りっぷりにはいまだ愕然とさせられる。イヴェントで資材が十万割ったことなんてなくて、せいぜい15万ぐらいだったと思うんだが、ネジ獲得のためのウィークリーをどうしようかと迷うレヴェル。
 運営の迷走っぷりはイヴェント開始時にも予測していたことだが、終わってみてもなんかもやもやする。戦闘糧食が19、洋上補給が11と、イヴェントの測距儀は別としても装備枠を圧迫する消費装備で枠を圧迫するところなど意地の悪さも感じる。そもそもダメコンも消費装備なのに装備枠を圧迫することになんか納得できないところがあったのだが、またやりましたかといったところ。もともとのサーヴィスのタイトルがコレクションだから、母港枠の拡張は必要経費だとばかりにイヴェント毎拡張してきたつもりではあるが、これはえげつなさを感じざるを得ない。
 今回性能が微妙とはいえ、海外艦が報酬艦として設定されており、おや?と思った。今まで海外艦の実装時には、いきなりではなく前々からの告知があったはず。やっぱり運営の手が足りてないというか、広げすぎて仕事が処理し切れてないように思える。もともとが雑誌への露出や他社でも出される出版物のチェックなど、別メディアの対応でそこそこ忙しいはずなのだが、コンソールやアーケード、ステーヂイヴェントその他、どこにどれだけのリソースを割り振ってるのか心配になるほど。'90年台バブルの頃は本業をおろそかにして多方面に手を広げた結果、いざバブルがはじけてみると本業が立ち行かなくなって消えていった企業が多数あったことを思うと、この驕りっぷりはちょっと先行きの不安を感じる。
 艦載機の熟練度システムを目の当たりにしたときは、あ、これはもう震電改は配らないんだろうなと思った。空母四隻編成を使えば、制空値1000超えも不可能ではなくなったわけだし、機種の種類というよりは最大スロに攻撃機を載せるかどうかってところに焦点が移った。装備改修のようにネジを消費しなくても良いし、燃料弾薬ボーキサイトの消費で簡単にレヴェルをあげることが出来る。全滅すると熟練度が0になるという設定も現実の運用を想像すると納得がいくものだし(かといって敵の攻撃でこちらがどう工夫しても全滅するのはどう考えたらよいのかわからないが)、プレーヤーにも好意的に受け入れられているように思う。が、自分的には、それは敵の艦載機の性能や搭載機数でバランスを取ればよいだけの話であって、今までの敵の設定が強すぎたというだけの話のように思える。
 出撃制限、すなわちお札システムも目新しさを失ったというか。未踏破海域の敵の編成や装備構成がわからない以上、どの艦を出撃したらよいのか普通は判断できないのであって、今回のような入り組んだ仕組みにしてしまうと、本当に攻略組の情報が必須になってくる。攻略組にしたって2セット運用しているからできるということもあって、そういう先行突破組は運営の情報の絞込みのためになんか犠牲になっているという感が強くてなんとかならないものかというぐらいには思っている。運営もそういう情報をもとに攻略せよといってるのだから、キツい出撃制限はどうなんかな?。とはいっても、自分的には特定の強い艦だけでなく、いろいろな艦に出撃機会を与えるという主旨は評価しているので、やり方次第だろう。
 海域の仕組みも、

  1. ルート固定がありながら逸れもある。
  2. 制空確保に大した価値が無い。
  3. 掘りでの資材消費がすさまじい。
  4. カットインの発動率や装甲乱数値などの運要素が大きすぎる。
  5. 海域の逸れポイントに意味を持たせるが、ゲージ復活形式でプレーヤーの生活を縛る。

 など、いろいろあるが、意図はわかるが、バランスが悪すぎる。
 そしてなにより今回は掘りを含めての資材消費のすさまじさが凶悪だった。運営はこのゲームはロジスティック重視なんだから日常の運用を考えろといってるわけで、つまり、プレーヤーのやることは究極のところ準備なのであって、実際の戦闘は見守るだけ。デッキ構成についてもプレーヤーは並び順談義に余念が無いわけなんだが、実際のところクリアするかどうかは運なのであって、ある並び順がうまくいくこともあれば、ぜんぜんうまくいかないこともあり、また批判されるような並び順であってもクリアできてしまうわけで、よっぽどおかしな装備構成でなかったら、そのへんの自由度はまだあるといってよい。とはいっても結局のところプレーヤーのやることは準備だけであり、その根本は基本四資材であるところの燃料弾薬鋼材ボーキサイトに拠るわけだ。それが所持上限まで蓄積していたのがまったく溶けてなくなるというのはどういうわけなんだという思いがひしひしと。自分はまだクリアできたからよいものゝ、そうでないプレーヤーもいるだろうし、これはやはりバランスが悪いとしか。もしかすると資材をたくさん溜めていたプレーヤーはプログラミングでよっぽどのおかしなことをしない限りクリアするように設定されているのかもしれないが、資材だけでなく時間も食うからなぁ。イヴェントを早々とクリアされてしまってあと見向きもされないという状況をなんとかしたいというのはわかるが、それをこういう方法でなされるとストレスしか感じない。
 新機軸を打ち出しても解析されて最適化されてしまい情報として拡散してしまうから、運営は(飽きられないためというのもあろうが)また新機軸をといういたちごっこになってしまっているんだろうが、新基軸を否定しないまでもある程度のシンプルさは残しておかなくてはごちゃごちゃになりすぎて脱落者を出すんじゃないかという気がする。
 まぁなんだかんだ言ってみたが、今回はとにかくバランスが悪すぎたというしかない。難易度が高くなったんじゃなくて、単に確率を絞ったというだけの話だし。まぁなんというか、文句があるならやめろといったところだろう。自分もつきあいが良いなと言われたことがあるが、母港拡張で投入してきた分撤退しにくゝなっているというのもあるし、惰性と言われたらそうだと答えるしかない。めんどくさいだとかストレスを感じるというのはあるが、まだやめるというほどでもないのだが、前にも言ったとおり、日本の家電メーカーが機能を盛り込んで消費者にそっぽを向かれたが、それを厭わないんだったら、それに伴う運命は甘受しなくちゃといったところかねぇ。