棺姫のチャイカ 第16話

 フレドリカとチャイカの落下地点が違うのはご都合主義だな。
 チャイカゞいちおうの真実を知るの巻。チャイカとしての記憶が孤児に埋め込まれているとはいゝながら、動機が違うってのがよくわかんないな。が、面白いのはこれでチャイカの目的が雲散霧消したこと。チャイカとしての記憶がウソっぱちだったからには、遺体を集めることもないわけで、というか、まだ白チャイカのなかには父親を弔うという動機が残っているのだろうか?。次号予告だと、とりあえずとはいえ、とにかく逃げるというふうになっていたから、目的の消失で我を忘れているという状態ではなくなっているようだが。
 しかしなんだな、島の研究施設が本来の役割を終えて利権構造化した独立行政法人みたいだな。で、アキュラ兄妹にしても、紅白チャイカにしろ、生きる意味について路線変更を強いられたわけで、むしろ自分の意志とは?という点を問われるという(おそらくこれが本来のこの作品の目的なのかも)段階に達したのか。ちょっとこれは面白いかも。