魔弾の王と戦姫 第9話

 なんかどいつもこいつも戦う理由が希薄のように感じるが。
 しかもジスタートの側は戦姫の顔見せのためというのがありありと。しかし、これでかなりOP・ED映像に描かれている戦姫が登場したのか。未登場のもいるけど、そのうちといったところか。
 戦姫は竜具が選ぶという設定らしいが、もちろん武器と女の子のセッティングがアイデアの元ではあろうが、いちおうどんな意味を持たされているのか気にはなるな。こういうファンタジーものにありがちな、「伝説の」という枕詞をそういや聞かないし、竜具が一セットみたいな統一性も今のところ言及されてないしで由来が不明。いや、竜具が七つ揃ったら願いが叶うというのよりは全然マシではあるんだが。
 リュドミラのティグルに対する指摘はいちいち尤もで、結局のところそれは原作における読者への指南という要素があるんかなと思わなくもない。力なきものが駆け引きなんぞできようもなく、誠実さが武器ではあるんだが、その誠実さを食い物にしようとする連中は確かにウヨウヨいるわけで。かといってかけひきなんてしようものなら馬鹿にしてんのかと思われるのもオチで、それってバランスなのかな?。とはいえ、連戦して実力をつけてきたと思われるタイミングだからこそ、この場でのリュドミラの台詞というのは考えられているんだろうね。
 さて、寡兵が大軍を制するのはもうおなかいっぱいというか。