翠星のガルガンティア 第6話

 あの踊り、モーションキャプチャーなんだ…。
 レド、魚獲りの試行錯誤とサルヴェージへの編入、そして敵ヒディアズとの出会い。半分だし、異文化との出会いじゃなくて、そろそろレドの事情に踏み込むか?と思ったら、ヒキでそういう流れに。しかし自分的にはレドにとっての非日常の日常描写がなんだかんだいって楽しめる要素。まぁあゝでもないこうでもないと言いながら、リアリティに欠けてもその設定で何を伝えたいのかを探るのが面白いわけで。
 同じサルヴェージでも仕事で充実するためか、稼いだカネで楽しむためかという誘いの対比がまぁそれなりの狙いなんだろうけど、やりがいのほうが正しいように思えるんだけど、実はどちらも等価であって、娯楽のためのカネ稼ぎは結局精神的にも長続きしないだけなんだよね。安っぽい職業観なんだけど、それを若者に言わせているから別に何の問題もなくて、それがまた祭りの場で語られるということもあってなかなかにして感慨深い。
 リアリティというより「らしさ」を追求するときりがないんだけど、そういうのがわりかし小さくなって結構自分的には面白くなってきた。ヒディアズについては微妙っぽいけど、何か仕掛けてきそうだし、そのへんは様子見ということで。