ロウきゅーぶ!SS 第10話

 湯気で画面半分。
 うーん、ホント、エッセンスのみって感じ。といっても、必要な描写が省かれているんじゃなくて、無駄が削ぎ落とされているってところだわな。なぜロリフォーマットで?というのはあるんだけど、人はなぜスポーツをやるのか?という本質的な部分に対しての問いというか答えというか、いやもうそんな一言では表せない何かゞ描かれている感じ。対戦する以上勝負はあるんだけど、それがすべてゞはないし、かといって楽しむだけのものでもないだろうし、そのへんスポーツに何を求めるかは人それぞれだから、これといった答え一つにまとまるもんでもないんだけど、それがうまく言語化を避けて描写されているってところかな。で、今回の内容は決してバスケットボールというかスポーツに留まるものではなくって、やっぱ組織論だとか、帰属する集団の中での心理的立ち位置だとか、いやまぁやっぱ言葉にするだけ野暮なんだけど、そういう諸々に通じるものがあるように思った。
 心が一つになった直後の練習描写では、背景にいろいろな支援者(愛莉兄、竹中兄など)がいてなぁ。