ガールズ&パンツァー 第4話

 前やったところだからといって、ほとんど使いまわしをしないんだな。
 対ダージリン戦の顛末。Ⅳ号の弾がチャーチルの砲塔を貫通しないってのがね。当たってんだから、威力さえあったらみほの勝ちなんだろうけど。しかし、ぎゅんぎゅん走って砲塔もグルグルまわっていて、なんかリアリティ無いな。実戦ではあんなダイナミックな動き*1をしたりするんだろうか?。でもまぁ見てゝ楽しいけどね。
 いやぁ、やっぱ2回見ちまうわ。CGがまた無機質ではあるんだけど、細かな動きをつけていてオモロイ。ディテールに凝ってるのはいつも通りなんだけど、そんなだから時間も予算もなくなっちゃうんだろうね。運転資金が枯渇して予定話数やらないってのはさすがに困るが、これだけ作りこみをされてちゃ、遅れるのは納得。
 家元を継ぐのがいやで飛び出したみほに、別に家元を継ぐのがいやというわけでもないんだけど、手ごたえが欲しくて一時離脱?の華の対比が面白かった。華の母が気を失ったり娘を責めてみたりとフォーマット通りの手順を踏んで、真剣な目つきになってから勘当を言い渡すのには驚いた。おそらく母は娘に戦車道をやらせるために勘当したんだろうね。普通父親の役なんだけど、父親はいないか不在っぽいので母が両役やったってことか。でもまぁみほも華も自分を獲得したいがための格闘なんでしょ?。メインは確かに戦車描写なんだろうけど、どっかで見たような要素でしかないにせよ、基本どおりにドラマを組み立てられちゃうと、なんだかんだ言って作品が引き締まるワナ。

*1:Ⅲ突と89式は射撃訓練をやってたっぽい雰囲気。あ、89式は走行練習もしていそう。