LAST EXILE 第20話

 誕生日だぜ、ハッピーの歌がこんなところに。いやあ、すっかり忘れてしまっていたというか全く記憶にない。銀ファムでもディーオは天真爛漫に振舞っていたけど、今までの描写で理解です。というか彼自身の性格が性格ってのもあるだろうけど。いや、もう記憶に残ってるんでアレだけど、ディーオは凄惨な選別を潜り抜けてきたので、その反動もあるんだろうね。なんかギルド人って全員抑圧状態にありそうで、そのへん日本人とよく似ている感じがするね。いやギルド人の庶民ってのが描写されてなくてイメージできないんだけど。
 整備員のディーオへの対応とかほっとするねぇ。物語上あんま整備員の日常が描かれないんだけど、描写されている限り、クラウスを最初歓迎した様子とか、カジノでの荒っぽさはあの日常描写からは想像できないんだよね。
 しかし、自分が覚えているこの作品のタイムラインと実際のそれとがかなりズれていた。ソフィア姫(いやもう皇帝だよね)の再登場はもっと後かと思ってたし、戴冠式があったのも覚えていなかったし。忘れてたというと、デュシスとの対話もすっかり忘れてた。そういや10年キッチリ経ってるんだよな。覚えてないのは無理もないかも。当時は自分の中での評価も低かったし。でもなんだろ、やっぱその評価はずいぶん改めなきゃならなそうだ。あと6話ほど残ってるが、1クール分は最低でもよい出来だと感じている。いや、第1話と第2話ぐらいしかストレスを感じてない。今後の展開も待たなくちゃならないけど、当時の自分の読解力は低かったと思わざるを得ないね。