夢喰いメリー 第6話

 入院したんじゃなかったのか。
 背景が白っぽかったので、前回の次号予告を見た時には、夢路は瀕死の重症を負って入院でもしたのかと思ってた。で、夢路の傷は精神的なものであるらしい。となると、エンギの攻撃は精神的なものであるわけなんだが、例えば「帰る方法がない」とかにしても、夢路が重大な傷を負うってモノでもなさそうなんだよな。逆にジョン・ドゥに奮起させられて傷が癒えるのは納得なんだよなぁ。よくわからん。
 人間サイドの現象もなんだかなぁで。夢を失うってのは、所謂寝て見る夢とは違うんだよな。看護婦志望の娘は魂が抜けたようになってたが、事後の様子が不明ではあるが幼女とか、文芸部部長とかは大丈夫のようだし、夢魔の器になる・ならない自体はそれほど重要でもないらしい。そういや勇魚は河浪を放置気味だったな。あれか、勇魚って実はその気が無いのに愛想を振り撒いて相手を勘違いさせる小悪魔みたいな娘なのか?。
 結構のめり込んではいたんだけど、今回の話って結局のところ夢路がほうほうの態で家に帰りバタンキューして、一日寝てスッキリしたってだけの経過なんだよな。振り返ってみるとたいした事をやっていないんだけど、いろいろ考えさせるには十分な内容。で、ジョン・ドゥから強敵のご案内。でも次はテコ入れ回らしい。