クランクのギアの組み換え

 ずっと乗っていなかったLOOK KXに使っていた、STRONGLIGHTのROCKSTRONGクランクをMTBに流用したため、KXのクランクがない状態。で、昔BMC SL-01に使っていて外して待機中のSpecialités TA VEGAクランクを使うことにする。いや、MTBで3〜4日通勤してみて、やっぱMTBはパワーロスとフロントがよれる感じがどうしても気になるのだ。
 KXは自分が購入したロードフレームとしては3本目。その前にはアルミフレームだったので、カーボン素材のフレームはどんなのか?という好奇心があった。当時はまだ精神的に若かったせいか、カーボンは柔らかくて力が逃げるかもしれないから、極力剛いフレームをと選んだのがKX。で、楽に乗るために前には歯数の少ないMTBクランク44-32-22、後ろにはMTBのカセット11-32を取り付けていたのだ。ロードなのでできるだけ軽いパーツということで選んだのが前述のROCKSTRONG。画像はないがトリプルながら重量は680g(BB除く)。これをVEGAに換える。だが、VEGAはロードコンパクトで歯数の組み合わせが48-34なのだ。
 
 画像にある通り、BB抜きの重量は660g。チェーンリングにZEPHYRという商品名のがついているが、これを軽いSYRIUSに換えたのがVEGA Lightクランク。ここでZEPHYRリングの重量を見てみよう。
  
 
 48Tは88g、34Tは40g。ちなみにチェーンリングボルトは
 
 25gと、スチール製なので重め。
 さて、これを44-29に換える。実はこの歯数のチェーンリングが全部揃っているわけではない。これらの画像自体5月3日に撮っている。ストロングライトのチェーンリング44&29と、TAのチェーンリング44は注文中。で、発送が済んだというメールを受け取っている。ちなみにTAの29Tは手許にある。
 で、この44-29に載せかえるためには、チェーンリングボルトの取り付け位置の違うスパイダーを入れ替えねばならない。その為に使う工具がコレ。
 
 シマノからも純正工具が出てるはず。で、スパイダーは
 
 のように、中心部にある銀色のリングで締め付けられている。これを、
 
 こうやって工具を嵌めて、モンキーレンチで回すのだ。


 …あまりに固くてネジが回らない。