GOSICK 第4話

 なんか一話で二つの事件を解決してるんですけど。
 うーん、不思議な作品だなぁ。演出の問題とはいえ、ワイヤーで首チョンパの描写が不自然のように感じたし、カタコンベの入り口で往生を遂げたってのも不自然。ワイヤー首チョンパの推理はたいしたことないし、カタコンベの推理もこじつけの甚だしいものだと感じた。が、つまらないことはないんだよな。ぼんやり眺めているわけでもなく、集中させられていたし、キャラに見とれていたわけでもない。
 まぁ九城やグレヴィールが脇役として魅力的というのとも違うし、そうなると、やはり萌えだとかヒロイン的魅力を排除したヴィクトリカのあり方に起因するというわけなんだが、しかし、こう書いても理由としてなんかはっきりしないなぁ。この作品って見るまで抵抗があるという一連の作品とも違うし、こゝに至ってみると、実際に視聴しても楽しめる。推理の鮮やかさを感じないのになんでだろうな。