伝説の勇者の伝説 第2話

 シオン側に紛れ込ませている間諜って、もしかしてキーファーなのか?。
 ライナーが死ぬとか確定前提で言ってたからな。が、そういや前回キーファーの名をエンドロールで見た気がするのに、全然記憶がないので第1話をザッピングしてたら最後の場面でそれらしき人物ハケーン。なにやらライナーが最終奥義を発動した後らしくて、スッキリ敵を滅ぼしたっぽい。それを考えると間諜ってのは違うのかも。
 今回も繰り返される特権階級のクズっぷり。これほど勧善懲悪にしたてるのも珍しい。最近の深夜アニメって、単純な善悪二元論ってのは避けていると思ってたんだけど、そうでもないのな。そういやそらおとだって、よくよく考えてみればシナプスってのはひっくり返りようの無い悪として描かれているっぽいし、もしかするとそういうトレンドなのか?。まぁ色々考えてみると、自民盗が政権をすっころがって見て日本の戦後史を振り返ってみると、彼らのやってきたことって実は仕方の無い部分もあったって要素は皆無だったってことも関係しているんだろう。だって、自民盗は過去やってきた行為を反省もしてなければ謝罪をしているわけでもない。税金を使って自分たちのあくどい所業を隠すことまでやってたわけで、しかも政権交代後も他人を攻撃して自己を省みることもしないし、まだ隠しとおそうとしている。官僚機構がまだ自民盗寄りということで、既得権益を手離そうとしないし、さらにはそれを使って他人を蹴落とそうとしている。こういう怒りがアニメの悪に投射され、やはり悪は許してはいけないのだという主張のようにも見えるがどうか?。
 今回は主人公格三人の馴れ初めのところを比較的丁寧に描写。駆け足ってのを目にした割にはそうでもなかったような印象。逆に前回のほうがダイジェスト風味だな。キャラの紹介と世界観に視聴者が慣れるまでは平凡なストーリーが続くのかね。安っぽさは拭えないのだが、かといってつまらないわけでもなく、まずまずの出来のように思える。