伝説の勇者の伝説 第1話

 まぁ鳩山はシオンではなかったろうし、英雄がすぐ倒れるとも思わなかったろうに。
 どう考えてもローランドは日本だろうし、前の王様や今ものさばっている貴族ってのは自民盗や経団連のメタファーだろう。この作品の企画がなされたときは、自民盗独裁政権が倒れて、新しい政権に期待が寄せられていた頃だろう。新しい日本に向けて期待が寄せられていたに違いない。まさか空き菅政権になってこれほどまでにクズ政治になるとはスタッフも思っていなかったろうに。
 伝説の勇者の伝説というタイトルといゝ、世界を滅ぼすほどの力を持った化け物を滅ぼすぐらいの勇者といゝ、メタ構造が好きなんだなと。しかし、なんつーかね、銀英伝に似ているなと。しかもラインハルトとヤンが同陣営にいるような感じか。たぶん主人公らしいライナーはキルヒアイスじゃなかろうしな。久しぶりに銀英伝全10巻でも読み直そうかと思ったら、そういや大学時に友達に上げちゃって手許にないな。
 初回にしては無難に紹介、提示がなされていて、特に問題もなさそう。もう感想を書きつづけているサイトさんも少なくなっていると思うのだが、なんか駆け足で物語が進むらしいというのを目にした記憶がある。コミュニケーションの妙よりは構造を把握する方がいゝんだろうか?。